1)
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Jim
Buss氏は、1996年までAmerican
Cuemakers Association(ACA)の会長を勤めた人望の厚い人物であり、現在でもACAの重役を歴任している。 |
2)
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Jim
Buss氏は、師匠であるBert
Schrager氏と同様にコンピューター制御のCNC切削機械を使わず、ハンドメイドでキューを製作するキュー職人である。
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3)
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Jim
Buss氏のキューは仕上げの美しい丹念な手作りの少量生産のため、ほとんど日本には入ってこないキューの一つである。 |
4)
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Jim Buss氏のキューの構造は、キュー作りの基本に忠実な伝統的な構造であるが、ロケット技術工学者らしい精緻な構造である。この点、キューの内部構造についてのレントゲン写真を見ると、Jim
Buss(ジム・バス)キュー、Gina(ジナ)キュー、Edwin Reyes(エドウィン・レイズ)キューなどの内部構造は、それぞれ独自の構造は異なるものの、無駄な空間がなく、精度も高く、その点でも「Aクラス」と評価されているという。Jim Bussキューのジョイントネジは、基本的に師匠であるBert
Schrager氏と同様に3/8-10木ネジタイプを採用しているが、その他、5/16-14パイロテッドタイプなども採用している。
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5)
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米国のみならず日本でも「仕上げの美しいキュー」、そして、「見越しと切れのバランスのとれたキュー」として、コレクションとしてもプレーキューとしても評価は揺るぎない。 |