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お尻に惚れた!?01 < User Voice < 

 
【 T.S氏・東京都・「お尻に惚れた!?」01 


★ Bill McDaniel ★

1980年代中後期製。ココボロの6本浮きハギに、インレイ、リング。McDaniel(マクダニエル)がコンピュータ(CNC)を使い始める前の作品で、ハギやハギの中のインレイの先端の尖り具合はハンパではないです。

このキューは「一目惚れ」でした。私は、現在もそうですが、あまりゴテゴテしたデザインは好みではないんです。その点、このキューはフォアアームもバットスリーブもすっきりしたデザインで、それが太いリングでしまった感じを加えられて、非常に魅力的です。そして、ココボロは今でこそ珍しくもないですが、当時は珍しくて、特にこのキューのバットスリーブは、エボニー・スリーブのキューが多い中でその茶色がキレイに見えたんです。う〜ん、つまり、私はこのキューの、特に「お尻」にまいってしまったってわけです。

このキューを使ってみて最も感動したのは、撞いたときの右手の感触です。右手にガツンといったような感じが来ないんです。McDanielがBalabushka本人からキュー製作のアドバイスを受けたということは有名ですが、当時、Balabushkaを使っているプロが「Balabushkaは撞いたときに右手に響かないのがいい」というコメントをしているのを読んで、「なるほど、この感触がBalabushka譲りのところなのか・・・」と妙に感じ入っていたものでした。

1998年にアルファさんを通じてMcDanielに調整に出しました。グリップをリネンから革に換えてもらい、あわせて再塗装とシャフトテーパー調整を行ってもらいました。調整に出す前は、黄ばんでいたのですが、この調整によって、また白くキレイになって戻ってきました(黄ばんだ色も貫禄があって悪くはないですが、やっぱり白いほうがイイです)。写真では、バットキャップにMcDanielのロゴ・マークが入っていますが、これはこの調整に出したときに入ったもので、このキュー、もともとはノー・ロゴだったんです。ノー・ロゴのままだったら、もっと面白かったのになぁ、という気持ちもあるにはありますね。

今でもたまぁに持ち出してきて撞いてみるんですが、最近は19ozを切るような軽いキューが多くなって、私もそんな重さに慣れてしまったため、いかにバランスがいいとはいえ20ozあるこのキューは、さすがに重くて使いきれない体になってしまいました。


 
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